こんな記事を見かけました。

同じ話をしているのになんで? 男女の会話が噛み合わないわけ(Peachy) 

女「今日はあなたの誕生日だからあなたの好きなレストランに行こうよ」
男「俺、今ラーメン食べたいな」
女「誕生日なのにラーメン? 他にないの?」
男「俺、ラーメン好物だしラーメンがいい」
女「えぇ、本当にラーメン行くの?」
男「(しつこいな)俺の誕生日なんだから俺が食べたいものなんじゃないの?」
女「いいけど……(ラーメンじゃムード出ないじゃない)」
男「(なんか不満そうだな)ダメなら別の店にする?」
女「(そんな私が変えさせたみたいじゃない)ラーメンが食べたいんでしょ?」
男「(食べたいのはラーメンだけど)なんかいやそうだし」
女「(さっきのは何だったの!)別にあなたがラーメンがいいなら、ラーメンでもいいんだけど」
男「(嫌がってるから譲ったのに何それ!)なんか怒ってる?」
女「ハァ? 別に怒ってないんだけど!(食後のサプライズも用意してたのに!)」
男「(相当怒ってるな……)めっちゃ怒ってるじゃん」
女「別に怒ってないって言ってるじゃん!(なんかムカつく!)」
(記事より事例部分のみ引用) 


このやりとりについて、元記事では「男性は女性に共感しましょう」「女性は男性の言葉を深読みしないように」とあるのですが、うーん・・・

女性が「共感」の生き物だとしたら「ラーメンが食べたい」という彼に共感できるのではないでしょうか?
でもこの彼女は彼の気持ちに共感はしていない。
ここで大事なのは「共感」なの・・・?
そして、女性が男性の言葉を深読みしてしまうのは、そもそも自分の真意は深ーいところにある、つまりストレートに物事を伝えないやり方の裏返しですよね。

この例だと、彼女はムードのあるレストランで彼の誕生日をお祝いしたいんですね。
で、サプライズも仕掛けたいと思っている。

誕生日だから「あなたの好きなものを食べに行こう」と提案しているわけではないですよね。
【ムードがある店】に行きたいんです。
でも相手の誕生日だから、どの【ムードのある店】かは選択していいよ、と言っているわけです。

でも彼は
「誕生日だから自分を優先してくれる、つまり【自分の食べたいもの】を一緒に食べに行ってくれる」と解釈したわけですよね。

しかし彼女は、1発でその彼女の真意を「理解」し「乗ってくれなかった」彼が気に食わない。
それで機嫌が悪いわけですよね。

この例で、彼が彼女に共感するとしたら
最初のレストランの提案に対して
「お祝いしてくれるんだね。しかもそれにはムードが大事なんだね。ありがとう!」
って真っ先に受け取るって感じでしょうか。
その上で
「僕のことを考えてくれてすごく嬉しいんだけれど、どっちかというとラーメンを食べたいんだ」
が模範解答???
かーなーり難易度が高いと感じるのは私だけでしょうか。

そして、彼女には、ムードのあるレストランで、サプライズまで用意して
きっと「こういう風になったらいいな」という希望があります。
模範解答をしたとして、歩み寄ってくれるでしょうか・・・。


「言ってるのに伝わらない」という不満は多々耳にしますが、そもそも「婉曲すぎてストレートに伝わらない言い方」をしてしまっている例も少なくありません。

そして、この二人の例のように、もはや【元の問題(この例では「どこで食事をするか」)】がギスギスの種になっているのではなく、お互いが「思うように意志の疎通を図れない⇒相手は自分をわかってくれない⇒こうなったのは相手のせい」という問題に移行してしまいます。

でも、本来話し合うべきは元の問題(夕食をどのようにとるか)だったはずです。

二人に共通する願いを握り合って、相手を攻撃することなく、協力し合う。
そんな「折り合いのつけ方」があります。
それには「共感」や「深読みしない」とは別の筋肉が必要です。
が、1人では生きていけない私たちにとって大切な筋肉だと思っています。





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