前回に引き続き、関係性に致命的な傷を負わせる4つの毒素について。

今回は「防御」です。


◆防御

人は「非難」されたり「侮辱」されたりすると「防御」の姿勢をとります。

例えば、前回の「夕飯いらない」の連絡を忘れてしまう夫が妻に非難や侮辱をされ、
「いつもじゃないだろ!連絡したことだってあっただろ?」と反撃する。
これが「防御」です。 

<例>

妻「『俺はイクメンだ』なんていい気にならないでよね。
 日曜日にちょっと公園に連れて行ったりするだけで、平日はほとんど何もしないくせに。」
 
夫「洗濯物を畳んだりだって手伝ってるじゃないか。
 俺だって週末ゴルフ行きたいの我慢してるんだぞ。
 だいたい飲みに行くのだって好きで行ってる訳じゃない。仕事だ。
 職場には必要なコミュニケーションなんだよ。わかったような口きくな。」

 
非難されると防御したくなる・・・。
これは自然なことですが、良い結果を生むことはまずありません。

防御は、相手をひるませたり、謝らせたりすることはできないのです。
むしろ、相手を責めることにつながり
「私には責任はない。問題はあなたにある」というメッセージになります。

 そして「非難/侮辱」→「防御」→ 「非難/侮辱」→「防御」と繰り返され、
争いはヒートアップしていきます。