明けましておめでとうございます。
例年になく、私たち夫婦の関係もとても穏やかな状態で1年のスタートを切ることができました。
(メルマガ読者の方はご存知だと思うのですが、年末の大掃除シーズンは私の気持ちが煽られやすい時期なのです。)

何が功を奏したのか振り返ってみたのですが
①夫が有休を取り、いつもより1日早く休みに入った
②12月にひどい長時間残業もなく、従って夫の体調も悪くなかった
③私のリクエストの仕方が年々上手になってきた
④11月に大きな対立があり、そこでしっかりと話し合った
まあ、こんなところでしょうか。

この中で一番影響が大きかったのは④ではないかと思っていまして。
対立の中身は家事とは全く関係のない分野なのですが、この話し合いの中でお互いが相手のこと、自分たち夫婦の関係性のことを大事に思っているということをしっかり握り合うことができたんじゃないかと思います。(この話、メルマガに書きかけてはいるのですが、まだうまくまとめられていません。言葉にするのにもう少し時間がかかるかな…と思います。)

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さて、先月は10周年記念キャンペーンの方も含め、結婚記念日セッションを何組かのご夫婦に受けていただきました。詳しい感想はまたあらためてご紹介しますが、私が一番感じたのは、しっかり相手が話に耳を傾けてくれる場の重要性です。

日頃、自分の中では「パートナーはよく頑張っている」「〇〇してくれて感謝している」「パートナーのことを大切に思っている」が当たり前にあったりするんです。でも、それをわざわざ口に出しては言わない。
「恥ずかしいから」「反応が怖いから」、理由はたくさんあると思います。いずれにしても心理的な壁があって伝えないんですね。特に男性。
相手側は、それをどんなに聞きたがっているか。伝えてくれたらどんなに救われるか。恐らく言葉にしない側はそれもわかっていらっしゃらないと思います。
でも、薄々、このままじゃ良くないよね…とも思っている。
そんなご夫婦が多かった気がします。

茶化されない、文句も言われない、そんな安全な場があって、
「ちょっと思っていることを伝えてみませんか?」って誰かがスイッチを入れてくれる。
(自ら突然語り出すのはやっぱり相当な葛藤があるので、「誰かに水を向けられた」という大義名分が必要なのだと思います。)
自らが語ることを、言葉を挟まずにちゃんと相手が聴いてくれる。
こういう「場」の大切さをつくづく感じました。

毎日の生活の中で相手に改めて欲しいところは直接相手にたくさん伝えていると思いますが、相手に助けられている点や感謝している点、好ましく思っていることはなかなか言葉にして伝えることがないと思います。
その結果、自分が受けるフィードバックはネガティブなものばかりになります。
「自分は嫌われている」
「私のことなんてもうこれっぽっちも大切じゃないんだ」

そんな風にお互いが勝手に妄想を膨らませて不安になってしまいます。
改めて欲しい点を伝えている側もどうやって伝えようか悩む時間の分だけ相手のネガティブな側面が強化されて印象に残ってしまいます。

だからこそ、あらたまってお互いに感謝する時間を設けることは非常に重要だと思うのです。
そんなことを感じた結婚記念日セッション先行実施でした。

今年もたくさんのご夫婦の「大切な時間」に立ち会いたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。




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