自分の感情のコントロールが上手くなったらいいのになと思っている方は少なくないと思います。
 
愚痴をこぼすのは大人げない。
不満や怒り、妬みや悲しみの感情を持ち続けるのは良くない。
ポジティブにならなければ。

そんな風に思ってしまうことってありませんか?

もちろん、ネガティブな感情を垂れ流したり他人にぶつけたりすることは暴力と同じなので避けるべきですが、
ネガティブな感情を忌み嫌うのもちょっと違うと思うのです。

ポジティブな気持ちが健康や幸福感と結びついていることは学術的にも明らかになってきていますが
ネガティブな感情を消化しないままで、無理やりポジティブになるのはオススメしたくありません。

まるで、胃の中に食べ物が未消化で残っているのに
「私、大丈夫〜、もっともっと食べちゃうぞ〜」
って物を口に入れているかのよう。
 
無かったことにしたつもりでも、そのうちドッカーンと来ます。
上からか下からかわかりませんが。(汚い例えで申し訳ありません)

ネガティブな感情を抱いた時には、どうか、その感情の出どころを探ってみてください。
 
「どうして私はこんなに不満なんだろう?」
「何に怒っているんだろう?」

ずーっとずーっと探っていくと
そこには「満たされていない願い」があるはずです。

ネガティブな感情そのものを無かったことにしてしまうと、
この「願い」自体も大したものではないことにされてしまいます。

でも、この「願い」をしっかり受け止めて、ケアしてあげることは重要です。

なぜなら、それらによって自分自身が形作られているから。
「自分らしさを大切にする」って、こういうことも指していると思っています。
 
shitsuke_hysteria
 
 
この「ネガティブな感情の奥にある願いを見つける」練習を一緒に行いませんか?
まだ若干お席が空いています。