昨日の記事を読んでくださった方とTwitterでやり取りしていて気がついたことがありました。

すべてのパターンがそうであるわけではないのですが、
男性側からの「ある事実」についての報告や連絡などが引き金になって、女性側がカチンときてしまうパターンがありますよね。

昨日の例だと「精算金額は○○円だったよ」ですし、そのフォロワーさんの場合は、「子供が好きなオモチャ買ったよ」 だったそうです。

その件で二人がもめていたのであればともかく、連絡内容自体には、なんら悪意も悪口も書いていないのに、女性側がカチンとくるケース、思い当たりませんか?

何の脈略もなく怒り出すので、男性側にしてみたら、「どうしてこの連絡でそんなに怒っちゃうの???」と戸惑うのも無理はありません。

では、その時、女性側に何が起きているのでしょうか。


女性の心の中では、その連絡が来る前から、あれやこれやの「不安」だったり「不満」だったり、ネガティブな感情がふつふつと水面下で渦巻いているのです。 
(そのネガティブな感情は事務連絡とは関係ないことによって起きていることがほとんどです。)

そして、その感情が「事務的な連絡」によって「この人、私がこんな状況なのに何もわかっていない!」という怒りとなって炎上してしまうのです。

(女性側にしてみたら、「自分がどんな気持ちか常に配慮せよ」という言い分かもしれませんが、人によって「現実をどのように捉えるか」という特性が異なり、ここに性差も関係していると思っています。長くなるのでこの話はまた別の機会に。)

本来、その「事務連絡」は悪さをするはずのない「ただの連絡」のはずなのに、非常に燃えやすい状況であったがために、引火してしまうのです。 
可燃性の高いものの近くで静電気が起きただけで爆発が起きるようなものですね。


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感情的に一杯一杯になってしまうことはよくあります。
しかし、自分の怒りの感情がすべて相手の責任で引き起こされるわけではありません。

相手の事務的な連絡にすらイラッとするならば、
それは相手が悪いのではなく、
あなたが既に気持ちの余裕を失っているということです。
その事実にただ気づいて、何らかの方法で自分に優しくいてください。

相手を責めることなく、ただ自分の状況をパートナーに聞いてもらうのもいいと思います。
残念ながらパートナーがその役割を負えないならば、友人や専門家の力を借りるのもひとつの手です。





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