このブログを読んでくださっている方の多くは、日本語を母国語とするカップルの方だと思います。

「同じ日本語を使っているのだから、こちらが話していることは相手がちゃんと聞いてくれさえいれば伝わっているはずだ」

そんな前提に立っていらっしゃると思います。

ところが、残念ながら日常で関係がこじれているときって、メッセージの真意が正しく伝わっていないことが多いです。

例えば。



彼の急な転勤の話で遠距離恋愛になってしまうことになったAさん。
とにかく不安でどうしたらいいかわからず、この気持ちをわかって欲しいと彼にメッセージを入れるのですが、残念ながら彼は彼で引継ぎやら何やらで忙しく、なかなか会う時間が取れません。

そんな中、彼から、転勤の話が出る前にお願いしてあった、小旅行の精算金額の連絡が来ました。

彼女としては、自分の気持ちをわかって欲しいのに、このタイミングでお金の話ってどういうこと!!!と激怒してしまいます。
そして、そのままその怒りを彼にぶつけてしまいました。
彼は彼で、彼女がなぜ怒っているのか、わかったようなわからないようなで困惑しています。
 


お互いに、この関係を大切に思っているからこそ、忙しい合間に連絡を取り合っているのに
その真意が伝わらずに、表面の「何が書いてあったか」にだけ目が行き、感情が揺れてしまうんです。

恐らく、彼はお金を精算して欲しかったわけではないんですよね。
でも、本当に伝えたいことをそのまま表現できなかったので誤解を招いたのでしょう。
そして、Aさんも、彼の真意を掴み損なったまま、「何故このタイミングでお金の話!」と反応してしまったんだと思います。
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本当に相手が伝えたいことは何か?
それはもしかしたら、メッセージを送っている本人も無自覚かもしれません。
でも、丁寧に耳を傾けていたら浮かび上がってくるのです。

相手が本当は何を伝えたかったか。
そして、自分が本当は何を伝えたかったか。

感情でがんじがらめになってしまうと、なかなか相手の声に耳を傾けることも難しくなってきます。
そんな時は、個別相談などもご利用下さい。
お話を伺うことで、絡まった糸を解くことができます。


 


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