<このブログのおススメの歩き方>
・夫婦仲をなんとかしたいと思いつつ、話し合うと余計こじれる
 →「いきなり話し合い」をおススメしない理由
  http://happy-marriage.blog.jp/archives/cat_537052.html
・日常のやりとりから、すぐ喧嘩になってしまう
 → 関係性を悪化させる4つの毒素
  http://happy-marriage.blog.jp/archives/cat_421429.html
・関係性をより良くする智慧を知りたい
 → 幸せな結婚生活のコツ
  http://happy-marriage.blog.jp/archives/cat_104138.html

職場の異動や家族の入学などライフイベント時の注意点

さて、この4月にご家族が入学、就職、転勤、異動など、さまざまなライフイベントをお迎えの方も多いと思います。
それらに伴い転居する方もいらっしゃるかもしれませんね。
 
このようなライフイベントは家族の関係性が変わる節目となります。
今まで安定的に運用できていた家事や育児の手順を一から構築し直さなければならなかったり
そもそもメンバーがそろわなくなってしまったり、
今までのやり方が通用せずストレスを感じることも多くなります。

一方で、会社や学校など、家庭以外で新しい環境へ移った家族にとっては、外界そのものがストレスフルです。
ストレスが溜まり気持ちに余裕がなくなると、安全で安心できるはずの家庭内でもちょっとしたことで衝突が起きたり、自分の感情が大きく振れてしまったりします。
 
ですので、この時期、子供やパートナーにイライラしてしまったり、夫婦げんかが増えてしまうことはある意味仕方がないことです。
 
でも、この記事をお読みの方は、できるだけいい夫婦関係・家族関係でいたいと思っていらっしゃいますよね?

そこで、このストレスフルな時期を上手く乗り切るための3つのコツをお伝えします。

836228a836f003bfcc7680d6fd8e3282_s


(1)変化を悪いものだと捉えないこと
 
ライフイベントで関係性が変化するのは「仕様」だと思ってください。
元々そういうものなのです。

なので、
「どうして変わっちゃったんだろう~」
「何がいけなかったんだろう~」
「誰が悪いんだろう~」
と原因や犯人捜しをすることはあまり意味がありません。

以前の安定した関係の良さを惜しみつつ、新しい章をどうやって書いていくかに目を向けてください。


(2)誰かの言動にイライラしたら、自分の内側と向き合う
 
仕事や家事や育児など、自分の思う通りに進まないとイライラしてしまいますよね。
自分に余裕がないと、「自分のイライラは正当なものである」つまり「自分は怒って当然!」と判断しがちです。
自分のメガネから見えるものがすべてだと思ってしまうのです。
本当は自分の意見は一部しか正しくなかったりするんですけどね。
しかし、新しい生活で時間や気持ちの余裕がないときは、相手の意見を聞いたり相手の目線に立つことはなかなか難しいかもしれません。
そんな時は、せめて「自分は何を大事にしたくてこんなにイライラしてるのかな?」と自分と向き合ってみてください。
自分の中に大切にしたいものを見つけられたとき、相手へ向けようとしていた怒りの矛先が和らいでいることを感じられると思います。

(自分の負の感情と上手に付き合う方法は【関係性パーソナルトレーニング】でも学べます。)

 
(3)自分のケアは自分でする
 
自分の機嫌を取るのは職場の上司や同僚、そして周りの家族の役目ではありません。
自分の状態をより良くするのは自分の役目です。

自分の好きな音楽や絵、映像に触れたり、美味しいものを食べたり、散歩に行ったり、
自分のご機嫌を自分で取りましょう。

自分が満たされていれば、ちょっとしたストレスで感情が爆発せずに済みますし、
誰かのために思いやりのある行動をとることができたりします。
 

二人の仲が悪いならば傾聴はおススメしない3つの理由

夫婦関係をより良く維持するためのアドバイスとして一番に挙げられるのが「相手の話にしっかり耳を傾けましょう」ですよね。

ですが、これ、そんなに簡単ではないですよね。
特に、関係がギスギスしている段階では。

1d1beea69619e5dd65d9167e36c1daa0_s

ということで、私のところに相談に来られる方に「傾聴してください」とは言いません。
理由は以下の3つです。



その1:自分に対する不満を冷静に聞き続けることは難しい

パートナーの不満や愚痴に思慮深く耳を傾ける。
共感し、気持ちや考えを受け入れる。
自分の意見を脇において、冷静に深く、相手のために積極的に話を聞く。
これが傾聴の姿勢です。

それが仕事や他人についてであればなんとかチャレンジできると思います。
(傾聴の経験がない方は少々の訓練は必要かもしれませんが。)

しかし、相手の話の内容が「あなたへの非難」である場合は?

私のような第3者が傾聴するのと、当事者であるあなたが「自分たちの関係について」傾聴するのとでは、難易度がまるで違います。

訓練を受けたプロの私でさえ、夫から私への非難を「傾聴」するのは、恐らく無理です。
冷静にそうかそうかと傾聴し続ける自信がありません。


その2:聞いてもらった側もスッキリせず聞いた側もモヤモヤが残る

人って自分のことをわかっているようでよくわかっていません。
自分の本当の気持ちや願いをいつもはっきり自覚している人は稀です。
ほとんどの場合、本心が少し曲がった形でリクエストされます。

例えば、

「私はあなたと一緒に生きていきたいの。
家族という実感を感じながら共に子育てしていきたいの。
そして、自分のことも大事にしながら生きていきたいの。
でも、今、目の前にやらなくちゃいけないことだらけで、時間も思うように使えないし、子供に翻弄されて、自分をすり減らしている気がするから
精神的にも実務的にも支えて欲しいの。」


ということを伝えたいのに

「どうしていつも遅いの?
『ごめん、今日残業』ってメッセージ送り逃げじゃん。
こっちはさ、トイレも行けないような状況で詰めて仕事してさ、
帰る時も周りに「お先にスミマセン」ってぺこぺこ頭下げてさ。
会社を出たら出たで戦争なのはわかってるでしょ?
もう、ほんとに何度言ったらわかるの!
私だけの子どもじゃないでしょ?」


なーんて言葉が出てきてしまうこと、よくありますよね。

このような言葉を聞いて、
「よしわかった。明日から残業しないで帰ってくる!」
と宣言し、実行する人はあまりいないでしょう。

むしろ、
(まいったな。
こっちだって大変なのに自分ばかり大変な目にあってる口ぶりだな。
いずれにせよ今度からもう少し低姿勢でメッセージ送らないと。)

という心の声と共に、なんとなくモヤモヤが双方の心の中に残るのではないでしょうか。

この辺りの話は

「いきなり話し合い」をおススメしない理由

カテゴリーにも書いてありますので、気になる方は一度読んでみてください。


その3:傾聴は夫婦関係を成功させるものではないという研究結果が出ている

ゴットマン博士は650組の夫婦を14年間追跡調査した研究から、傾聴は結婚生活を成功させるものではないという結論に至りました。
傾聴をしている夫婦でも、それが彼らの結婚生活を幸せに永続させるものではなかったからです。

逆に、より良い関係を維持している夫婦の多くが傾聴を全くしていないということもわかりました。(彼らはいつも相手と仲が良い夫婦というわけではなく、相手に腹立たしい感情を持つこともある夫婦です。)


以上、傾聴を積極的にはお勧めしない理由を書きましたが、傾聴がどんな場合でも効果がないとは思っていません。
お互いが4つの毒素を使わずに穏やかに話ができるのであれば傾聴自体はもっと簡単になりますし、「自分たちの関係性以外の話」を聴いてあげることは、より良い夫婦関係のために有効であるという研究結果も出ています。


ということで、「相手の話を聞けって言われるけど、いきなり文句言われるし、できないよー」とお嘆きの方、上手くできないのはあなたのせいではありませんし、できなくても夫婦円満への道はありますので、どうか気を落とさないでくださいね。



無料ステップメール【実録Before/After 私たち夫婦の関係が変わるまで】はこちら

夫婦・カップルの関係性に関する個別相談はこちら(ご夫婦お揃いでなくて大丈夫です)
  (「夫婦・カップルの関係性コーチング」⇒「個別相談」)

夫婦コーチングに関するお問い合わせやご相談はこちら


Copyright 2013-2018 Karika Coaching All Rights Reserved.

 
無料メールマガジン
誰も教えてくれなかった「夫婦関係を良くする秘訣」
読者登録フォーム
お名前(姓名)
 
メールアドレス
プロフィール

karika

ご夫婦やカップルの関係性をより良くするお手伝いをしています。

CRRグローバル認定
組織と関係性コーチ
/「結婚を成功させる7つの原則プログラム」認定エデュケーター
/米国CTI認定プロフェッショナルコーアクティブコーチ

記事検索
QRコード
QRコード